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オホーツクの流氷(Drift ice in the Sea of ​​Okhotsk)

 

白銀の絶景と出会う、地球の息吹を感じる旅

北海道の東側、オホーツク海に広がる流氷の景色は、まさに日本の冬における最大の絶景です。遥かシベリアのアムール川から長い旅をして接岸するこの氷塊は、海を一面の白い大地に変え、普段は目にすることのできないドラマチックな光景を私たちに見せてくれます。

オホーツクの流氷は、ただ美しいだけではありません。この氷塊が運んでくる豊富なプランクトンが海を豊かにし、アザラシやオオワシ、クリオネなど、多種多様な生き物の命を育む、まさに「命の源」です。この非日常的な白銀の世界に足を踏み入れ、地球の壮大さと生命の力を感じてみませんか。

 

流氷体験の主役:二大砕氷船の魅力(icebreaker)

流氷観光の醍醐味は、やはり流氷を豪快に砕きながら進む砕氷船でのクルーズです。オホーツク海沿岸には、それぞれ個性的な2つの砕氷船が運行しています。

1.網走発着:流氷観光砕氷船「おーろら」

  • 特徴: 定員約450名のパワフルな大型船です。南極観測船と同じ原理で、船の重さを利用して氷の上に乗り上げ、その重みで豪快に氷を砕きながら進みます。

  • 迫力: 巨大な船体が流氷を押し砕くときの振動と音は迫力満点。船体が大きいため比較的揺れが少なく、お子様連れや船酔いが心配な方にもおすすめです。

  • 出航地: 網走港(道の駅 流氷街道網走に隣接)。

2.紋別発着:流氷観光船「ガリンコ号Ⅲ IMERU」

  • 特徴: 船体前部に取り付けられた巨大な2本のドリルで流氷を砕きながら進む、ユニークな船です。「IMERU」はアイヌ語で「光」を意味します。

  • 体験: ドリルで砕かれた流氷が船体の横から浮き上がってくる様子を間近で見ることができ、科学的な面白さも感じられます。3階の流氷見学室では、座ったまま流氷観察が楽しめます。

  • 出航地: 紋別港(紋別海洋交流館に隣接)。

 

流氷ウォークと絶景ポイント(Highlights & Scenic spots

砕氷船に乗るだけでなく、流氷をより間近に、よりアクティブに体験する方法もあります。

  • 流氷ウォーク®(知床・ウトロ): 分厚いドライスーツを着用し、専門のガイドと一緒に流氷の上を歩く、知床ならではのアクティビティです。流氷に触れたり、氷の割れ目に浮かんだり、まるで極地探検家のような非日常的な体験ができます。2月上旬から3月下旬にかけて催行されますが、流氷の接岸状況に左右されます。

  • 流氷物語号(JR釧網本線): 冬期限定で運行される観光列車です。網走〜知床斜里間を走行し、車窓から流氷に覆われたオホーツク海の絶景を楽しめます。温かい車内から、刻々と変わる白銀の海岸線を眺める、ロマンチックな体験です。

  • プユニ岬(知床): 知床八景の一つ。ウトロ温泉街から近く、高台からオホーツク海と流氷を一望できる絶好の展望スポットです。夕暮れ時には、流氷をオレンジ色に染める「流氷に沈む夕日」が格別の美しさです。

 

ベストシーズンと流氷が運ぶ命のドラマ(The best season)

流氷が接岸する時期は天候に左右されますが、例年1月下旬に接岸し、2月上旬〜3月上旬にかけてが最も安定して流氷を観測できるハイシーズンです。流氷観光を計画する際は、この時期を狙いましょう。

流氷が育む生命

流氷の旅は、ロシアのアムール川が運ぶ淡水がオホーツク海で凍り、その凍結時に放出される栄養塩(ミネラル)がもたらす豊かな生命活動の連鎖から始まります。

砕氷船や流氷ウォーク中には、流氷の上で休息をとるゴマフアザラシや、北の空を優雅に舞う巨大なオオワシ、そして「流氷の天使」と呼ばれる小さなプランクトン、クリオネに出会うチャンスがあります。この小さな生き物たちの存在こそが、流氷がただの氷ではない証なのです。

 

準備と注意点(Precautions)

  • 流氷観光の拠点は、網走紋別です。どちらの砕氷船に乗るかによってアクセスルートが変わります。

  • 流氷物語号の乗車を希望する場合は、運行期間と時刻表を必ず事前に確認してください。

 

アクセス情報(Access Information)

【空路】

  • 女満別(めまんべつ)空港 (MMB) :網走市街地までバスで約35分。流氷砕氷船「おーろら」乗船場までバスで約40分。
  • オホーツク紋別空港 (MBE):紋別市街地までバスで約8分。砕氷船「ガリンコ号」乗船場まで車で約20分。

【鉄道・バス】

  • 都市間バス:札幌や新千歳空港から網走へは、夜行・昼行の高速バスが運行しており、約6~7時間でアクセス可能です。
  • JR:札幌方面からはJR石北本線を利用し、網走駅へ。冬期は観光列車「流氷物語号」も運行します(網走〜知床斜里)。

 

周辺の観光・食事処 (Nearby Attractions and Dining)

  • オホーツク流氷館::マイナス15℃の極寒体験室で本物の流氷に触れることができます。タオルを凍らせる「しばれ実験」が大人気。一年中、流氷の魅力を体感できる施設です。
  • 博物館 網走監獄:明治時代から使用されていた旧網走刑務所の建物を移築・保存した歴史博物館。北海道開拓の歴史と囚人たちの生活を垣間見ることができます。
  • オホーツクタワー:紋別港から約1km沖合に位置する氷海展望塔。冬には流氷の下を展望でき、流氷と海の生物を学ぶことができるミニ水族館も併設されています。
  • オホーツクとっかりセンター: 日本最北のアザラシ保護施設。アザラシの水中での行動や、ありのままの姿を間近で見学できます。
  • 海産物: 流氷が運ぶ豊富な栄養のおかげで、オホーツク海はカニ(毛ガニ・ズワイガニ)、ホタテ、サケなど極上の海の幸の宝庫です。紋別漁港のニ料理(かにめし)や、網走の新鮮な海鮮丼は必食です。
  • 網走ちゃんぽん:網走市と長崎県雲仙市の交流から生まれた、海産物と専用麺を使ったご当地ラーメン。
  • オホーツク北見塩やきそば:北見市のご当地グルメ。魚介とタマネギを使い、仕上げにオホーツク産のホタテの煮汁をかけるのが特徴です。
  • 酒菜亭 喜八:地元で人気の居酒屋。新鮮な海の幸はもちろん、珍しい鯨料理も提供しており、地域独自の食文化を体験できます。

 

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