Description

川越氷川神社(Kawagoe Hikawa Jinja)

1500年の歴史、縁結びのご利益、見どころを徹底解説

埼玉県川越市に鎮座する川越氷川神社は、約1500年もの長い歴史を持つ、小江戸・川越の総鎮守です。

古くから「縁結びの神様」として全国的に篤い信仰を集めており、良縁を願う多くの人々が訪れます。その理由は、祀られている五柱の神様が「家族」であることに由来し、夫婦円満や家族円満のご利益も深く信じられています。

夏の「縁むすび風鈴」や、ユニークな「あい鯛みくじ」、毎朝限定で頒布される「縁結び玉」など、他の神社にはない魅力的な授与品や神事も人気を集めています。

川越の歴史と共に歩んできた格式高い古社でありながら、現代の人々の祈りにも寄り添う川越氷川神社。歴史や文化に触れたい方、心からの良縁を願う方、そして川越観光の際には必ず訪れたい、小江戸のパワースポットです。

歴史と由緒 (History and Origins)

川越氷川神社の創建は非常に古く、今から約1500年前の古墳時代、**欽明天皇二年(541年)**に遡ると伝えられています。

武蔵国(現在の埼玉県・東京都周辺)を治めていた豪族が、この地に氷川の神様を祀ったのが始まりとされています。

平安時代末期には源経基(清和源氏の祖)がこの地を治め、氷川の神を篤く信仰しました。室町時代には、川越城を築城した太田道灌が「川越の総鎮守」として崇敬し、社殿を寄進しています。

江戸時代に入ると、川越藩の城下町鎮守として歴代藩主から手厚い保護を受けました。現在の本殿(埼玉県指定文化財)は、江戸時代後期に藩主・松平斉典(なりつね)によって寄進されたもので、精緻な「江戸彫り」と呼ばれる彫刻が見事です。

ユネスコ無形文化遺産にも登録された「川越まつり(川越氷川祭)」は、この川越氷川神社の例大祭が起源であり、川越の町と人々の暮らしの中心として、今も昔も篤い信仰を集め続けています。

祀られている神様(祭神) (Enshrined Deities - Saijin)

川越氷川神社には、以下の五柱の神様が祀られています。

  • 素盞嗚尊(すさのおのみこと)

  • 奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)

  • 大己貴命(おおなむちのみこと)

  • 脚摩乳命(あしなづちのみこと)

  • 手摩乳命(てなづちのみこと)

注目すべきは、これらの神様が「一つの家族」である点です。

素盞嗚尊と奇稲田姫命は、ヤマタノオロチ退治の神話で結ばれた夫婦神です。 脚摩乳命と手摩乳命は、奇稲田姫命のご両親です。 そして、大己貴命(出雲大社の「だいこく様」としても知られる)は、素盞嗚尊と奇稲田姫命の子孫(または子)にあたる神様です。

この二組の夫婦神とそのご子孫が一緒に祀られていることから、川越氷川神社は「家族円満」「夫婦円満」、そして家族の始まりである「縁結び」の神様として、非常に強いご利益があるとされています。

言い伝えと伝説 (Legends and Folklore)

川越氷川神社で特に有名なのが「縁結び玉」の言い伝えです。
昔、神社の巫女が境内に落ちていた小石を大切に持ち帰ったところ、良縁に恵まれたという言い伝えがあります。
この言い伝えに基づき、現在でも毎朝、神職が神前でお祓いをした境内の玉砂利(小石)を、麻の網に包んだ「縁結び玉」が作られています。これは毎朝8時から20体限定で無料で頒布されており(「お守り」とは別)、この「縁結び玉」を求めて早朝から多くの参拝者が訪れます。 もし、この「縁結び玉」を授かった後に良縁に恵まれ、その相手と結ばれた際には、二人で神社にお参りし、この玉を神社にお返しするという習わしがあります。

周辺の観光・食事処 (Nearby Attractions and Dining)

  • 本殿(埼玉県指定文化財) 天保13年(1842年)に起工し、7年がかりで完成した見事な社殿です。特に、江戸の彫刻師・嶋村源蔵が手がけた「江戸彫り」と呼ばれる精緻な彫刻は圧巻です。神話の場面や縁起の良い動植物が生き生きと彫り込まれています。

  • 大鳥居 高さ約15メートルを誇る、日本有数(木造風としては最大級)の大鳥居です。扁額(「氷川神社」の文字)は、幕末の偉人・勝海舟の直筆によるものです。

  • 絵馬トンネル 参拝者の願いが込められた絵馬が、まるでトンネルのように奉納されている通路です。良縁を願う人々の想いが集まる、人気のフォトスポットでもあります。

  • あい鯛みくじ 「一年安鯛」「(良縁に)あい鯛」の語呂合わせで作られた、鯛の形をした可愛らしいおみくじです。備え付けの竿で「釣り上げる」というユニークな授与方法が人気です。

  • 人形(ひとがた)流し 境内の小川(御神水の流れ)で、紙で作られた「人形(ひとがた)」に息を吹きかけ、自分の罪や穢れ(けがれ)を移して水に流す神事です。心身を清めることができます。

  • 御神木 境内には樹齢600年を超えるケヤキのご神木がそびえ立ち、その周囲を巡ることでご神威(パワー)をいただけると言われています。

  • 縁むすび風鈴(夏の祭事) 毎年7月上旬から9月上旬にかけて開催される、川越氷川神社の夏の風物詩です。境内に2000個以上の江戸風鈴が飾られ、短冊に願い事を書いて結びつけます。風鈴の涼やかな音が、縁結びの願いを風に乗せて運んでくれると言われています。

アクセス情報 (Access Information)

住所: 〒350-0052 埼玉県川越市宮下町2-11-3

公共交通機関:

  • JR・東武東上線「川越駅」西口より
    • 東武バス(7番乗り場):神明町車庫行き、城西高校行き等 →「宮下町」バス停下車(約10分)、徒歩すぐ。
    • 西武新宿線「本川越駅」より

  • 東武バス(5番乗り場):川越運動公園行き、神明町車庫行き等
    • 「宮下町」バス停下車(約7分)、徒歩すぐ。
  • 小江戸巡回バス:
    • 「氷川神社前」バス停下車、徒歩すぐ。
    •  
  • 車でのアクセス:

    • 関越自動車道「川越IC」より約20分。

  • 駐車場:

    • あり(無料)。

    • 第一駐車場、第二駐車場、第三駐車場、氷川会館(神社の結婚式場)駐車場、臨時駐車場など、合計で約250台駐車可能。

    • ご注意: 土日祝日、七五三シーズン(10月〜11月)、縁むすび風鈴期間中、川越まつり当日は大変混雑し、満車となることが多いです。可能な限り公共交通機関のご利用をおすすめします。

周辺の観光・食事処(Nearby sightseeing spots and restaurants)

川越氷川神社は、「小江戸」と呼ばれる川越の歴史的な町並みの北側に位置しています。参拝後は、ぜひ周辺の散策もお楽しみください。

  1. 蔵造りの町並み(一番街) (神社から徒歩約10分) 川越のシンボル的な景観。江戸時代の商家が立ち並び、食べ歩きやショッピングが楽しめます。

  2. 時の鐘 蔵造りの町並みの中にある、川越のランドマーク。現在も1日に4回(6時、12時、15時、18時)鐘の音を響かせています。

  3. 菓子屋横丁 昔懐かしい駄菓子屋が軒を連ねる横丁。ノスタルジックな雰囲気で、お子様から大人まで楽しめます。

  4. 川越城 本丸御殿 川越氷川神社に隣接。日本に数少ない本丸御殿の遺構であり、川越藩の歴史に触れることができます。

  5. おすすめの食事(うなぎ) 川越はうなぎの名店が多いことでも知られています。神社周辺や蔵造りの町並みには「いちのや」「小川菊(おがきく)」などの老舗があり、参拝後のランチにもおすすめです。

Photos

Add Review & Rate

Be the first to review “川越氷川神社(Kawagoe Hikawa Jinja)”

Quality
Location
Space
Service
Price