Description
帯廣神社(Obihiro Jinja)
雪の妖精シマエナガやってくる!十勝開拓の守護神のご利益・みどころを完全ガイド
広大な十勝平野の中心都市、帯広市。その市街地にありながら、約1万坪もの豊かな杜(もり)に囲まれて鎮座するのが帯廣神社(おびひろじんじゃ)です。
明治時代の開拓期に創祀されて以来、十勝地方の「国土安全・五穀豊穣」を守る総鎮守として、地域の人々から篤い崇敬を受けてきました。
近年では、境内に生息する野鳥「シマエナガ」(雪の妖精)をモチーフにした可愛らしいおみくじや、四季折々の花で彩られた「花手水(はなちょうず)」が美しいと話題になり、全国から多くの参拝者が訪れる人気のスポットとなっています。歴史の重みと、心癒やされる愛らしさが同居する、帯広観光必見の神社です。
歴史と由緒 (History and Origins)
帯廣神社の歴史は、十勝の開拓の歴史と深く結びついています。 明治16年(1883年)、静岡県からの開拓団「晩成社(ばんせいしゃ)」を率いた依田勉三(よだ べんぞう)らが、十勝の開拓に着手しました。しかし、厳しい自然環境との闘いは困難を極めました。
そこで明治19年(1886年)、「開拓事業の成功と、人々の心のよりどころ」を願い、現在の帯広市内(中島通)に祠を建てて神様をお祀りしたのが始まりです。その後、街の発展とともに明治43年(1910年)に現在の場所に遷座(移動)されました。
以来、農林業や酪農が盛んな十勝地方の守護神として、また帯広市民の氏神様として、140年以上にわたりこの地を見守り続けています。
祀られている神様(祭神) (Enshrined Deities)
帯廣神社には、北海道の守護神である「開拓三神」が祀られています。
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大國魂神(おおくにたまのかみ) 北海道の国土そのものの神様。大地を守り、生活の基盤を支えます。
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大那牟遲神(おおなむちのかみ) 大国主神(おおくにぬしのかみ)の別名。国造り、農業、商業、そして縁結びの神様として有名です。
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少彥名神(すくなひこなのかみ) 医薬、健康、知恵、酒造の神様。大那牟遲神と協力して国造りを行いました。
【主なご利益】 五穀豊穣(農業守護)、商売繁盛、家内安全、初宮詣・七五三などの人生儀礼、交通安全、厄除け、縁結び
言い伝えと伝説 (Legends and Folklore)
- 緑の聖域と野鳥たち
帯廣神社の境内は「緑の聖域」と呼ばれるほど自然が豊かで、エゾリスや多く野鳥が住み着いています。特に冬になると、真っ白でフワフワな姿から「雪の妖精」と呼ばれるシマエナガが頻繁に姿を現します。神様の使いのように愛らしく飛び回る姿を見ることができれば、幸運が訪れると言われています。
見どころと境内案内 (Highlights and Precinct Guide)
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シマエナガみくじ
帯廣神社を一躍有名にしたのが、このおみくじです。境内に生息するシマエナガをモチーフにした陶器製のおみくじで、その愛くるしい表情は大人気。おみくじを引いた後は、思い出として持ち帰ることができます。(※人気のため品切れになる時期もあります) -
花手水(はなちょうず)
手水舎の水面に色とりどりの花を浮かべる「花手水」。帯廣神社は北海道における花手水ブームの先駆けの一つであり、ゴールデンウィークやお盆などの期間に合わせて、非常に美しく芸術的な飾り付けが行われます。 -
御神木と桂(かつら)の木
境内には樹齢数百年を超える木々が茂っています。特に葉がハートの形をした「桂(かつら)」の木は、恋愛成就や夫婦円満のパワースポットとして注目されています。 -
鮭の形をした絵馬・馬の絵馬
十勝川を遡上する鮭をモチーフにした「鮭の絵馬」や、かつて農耕馬として活躍し、現在はばんえい競馬で有名な「馬」を描いた絵馬など、地域色豊かな授与品があります。 -
社殿
昭和54年に造営された現在の社殿は、コンクリート造ながら神明造の伝統的な様式美を保っており、屋根の銅板葺きが緑豊かな境内に映えます。
アクセス情報 (Access Information)
住所: 〒080-0803 北海道帯広市東3条南2丁目1番地
公共交通機関:
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JR根室本線 「帯広駅」より
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徒歩: 北口より約25分(約1.8km)。
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タクシー: 約7分。
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バス: 十勝バス(本社・南商線など)乗車、「帯廣神社前」バス停下車すぐ。
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車でのアクセス:
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帯広駅前より国道236号線(大通)を北へ直進、約7分。
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帯広広尾自動車道「芽室帯広IC」より約20分。
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駐車場:
- あり(無料)。
- 境内の北側および東側に参拝者用駐車場があります。
見どころと境内案内 (Highlights and Precinct Guide)
- 帯広競馬場(ばんえい十勝)
世界で唯一、鉄ソリを馬に引かせて競う「ばんえい競馬」が開催されています。隣接する「とかちむら」では、産直市場やグルメも楽しめます。(神社から車で約10分) - 六花亭 帯広本店(ろっかてい)
北海道を代表する菓子メーカーの本店。マルセイバターサンドなどの定番商品はもちろん、本店限定のスイーツ「サクサクパイ」は賞味期限が短いためここでしか味わえません。(神社から徒歩約20分、車で5分) - 柳月スイートピア・ガーデン
「三方六(さんぽうろく)」で有名な柳月の工場兼店舗。お菓子作り体験やカフェが楽しめます。(神社から車で約15分、音更町方面) - 豚丼(ぶたどん)の名店
帯広といえば「豚丼」。駅周辺には「ぱんちょう」「はげ天」「とん田」など、炭火焼きの香ばしい豚丼を提供する名店が多数あります。 - 緑ヶ丘公園(みどりがおかこうえん)
神社の近くにある広大な公園。400mベンチや、帯広百年記念館、帯広美術館があり、市民の憩いの場となっています。




